漆をつかった後、ゴミの混入や表面の乾燥を防ぐため、ラップで蓋をします。
毎回なるべく隙間なくラップで塞ぐようにしているのですが、どうしても周りに
漆のかたまりがこびりついてしまいます。
かたまりが剥がれ落ちたりして漆のなかに混入すると、塗る際に漆と一緒に器についてしまうため
定期的に『濾す』作業を行います。
濾す前です。
漆の周りに黒っぽく固まった漆の塊がついています。これを取り除きます。
濾すときに新たに漆を追加します。
濾し紙を敷いた茶碗に漆を移します。
ゴミや塊のないキレイな状態になりました✨
今日はこの赤の漆で下塗りをしていきます。