越前漆塗り・漆器の専門店。
家族ならではの温かみのある漆器を作っています。
Product By 越前漆塗り・漆器の専門店 KINJU 錦壽

KINJUスタッフブログ

黒漆塗り

内側の塗り今日は黒漆で塗っています、私のバックに見える漆室はおじいちゃんの代から使っているものです。おじいちゃんの名前が山岸金重であり、山岸金重商店で製造から卸もするようになりました。
それでKINJU、錦壽というブランドで私も販売しています。
金重さんの父は漆掻きや漆問屋に勤めていました。
その前の先代は金三郎です
お寺で過去帳を見ると金三郎という名前で何代も続いていますが
私は五代目ですと言っています。下記の写真は椀などを入れるムロです
時間で回転し漆が垂れないようにします。
漆ムロ

初雪が降った

朝寒いと思ったら雪が降り始めてました
仕事場のストーブを各部屋つけました
雪

漆のベンガラ塗り

ベンガラは世界最古の朱色の顔料と言われています、縄文時代の朱色もほとんどがベンガラの塗り重ねが多いし、沖縄の首里城をはじめ沢山の神社と仏閣もほとんどベンガラです、酸化第二鉄という土を焼いて朱色を作るわけで全く無害の顔料といえます。私が20才代のころは一般的にベンガラも多く使っていました。最近の漆器売り場ではあまり見かけなくなりましたが、私はこれからベンガラ塗りをドンドンしていこうと思っています。
ベンガラ塗り

漆で虹色を

虹色
漆の色は黒と朱のみではなく絵の具のように顔料を混ぜてカラフルな色が出せます。ただ漆は完全な透明ではなくビール瓶のような茶褐色の色をしているので白の顔料を混ぜてもキナリの色ですし、緑でも黄色でもパッと明るいというより少々くんだ感じの色になります。それが自然色に近いともいえます。
むずかしいのは漆は乾燥ぐあいによって色が異なり、乾燥が早いと黒っぽくなります、黒の場合は問題ないのですが、朱でも他の色は同じ調合の漆でも色が異なることになります、もうひとつの変化ですが、漆は乾燥し固まった後も呼吸して、漆そのものがより透明になっていきます、時間だ経てば経つほど明るい色になって行きます、ですから色をそろえるということは難しいです。
今回 七色をぬり重ねて研ぎだしましたが、なかなか全色を見せるのは難しく、七色を帯状にも塗ってみました。

孫ふたりを

次女の春菜の子は3才で保育園に行っていますが迎えは毎日私が行っています。
そして帰った後も一時間は一緒に遊んだりしています、今日は初めて4ヶ月の快晴君と3才の光輝君の二人を面倒みてました。快晴君の首がすわってきたので抱っこしたりするのが楽になり私でも見ていけるようになりました。
孫二人

私が種を蒔いた蕪が大きくなった

かぶ
蕪の種を蒔いてと家内に言われ適当に蒔きました。今 収穫の時期になり、本当に適当に蒔いたように育ってきました。でも味噌汁でも漬物でも大変美味しいのです。これからも作物作り 頑張ろうと思います
私の畑は家に隣接しており50坪あまりあります、7人家族では食べきれないほどじゃがいもやたまねぎ、にんにくなど取れますので、親戚や知り合いなどにも配っているようです。
畑全体

四人目の孫

長女の実由紀が二人目の赤ちゃん誕生、一人は女の子で二人目は男の子で快晴という名前にしました。もう四ヶ月も経ち、おんぶもできるようになりました。母乳が出るのでしっかりと骨太ですくすく育っています快晴くん

大琳派展見てきました

大琳派展
NHKの日曜美術館を見てこれは絶対行くべきだと思っていたのですが、なかなかタイミングがあわず、行けたのは11/15の土曜日でした。東京には13日から来ていたのですがスケジュールがとれなくて、20分間待ちでした。でも入ってから感動でした。私は前から宗達の絵が好きでしたが、やはり今回も見入ってしまいまして、全部見てからまた宗達の絵だけを見て歩くという事を3回繰り返しました。
特に風神雷神と白像図は何回も見ました。あの迫力は素晴らしいです、現代アート感覚にも思えました。色々なグッズは光琳の絵のものが多かったのですが、ファイルで宗達の風神雷神があり、安かったし買いました。家族に見せましたが、やはりいいと同意見でした。

山岸家の畑

大根の様子
今までも畑の耕すことは母の依頼でして来ましたが、今年 母が身体を壊し、家内が中心に畑をするようになり、私も本格的に春から手伝うようになりました。
ほうれん草の種をまいたのが今食べています、大根も大きくなりました
また、白菜の苗も植えましたし最近ではたまねぎの苗も植えました
たまねぎ

100年後の孫に贈る作品

20才代の時は人生は長い、これからどう生きるかと考え日々行動してきましたが、57才になりますと、同世代の方で亡くなる方もあり、人生は短いなぁと感じるようになりました。もし明日にでもこの世を去ったとしたら、孫たちは今残っているものを私の作品として見ると考えると、何か物足りなさを自分自身感じ、先月から新作づくりの毎日になりました。
今後、出来たものはアップして行きたいと思います。ネットと東京店での直販のみで販売しようと思っています。